中小企業診断士、ビジネスアナリシス資格であるCBAP®・ECBA™資格者の大石と申します。宜しくお願い致します。
この記事では、
- ビジネスアナリシスを基本から学びたい!
- ITシステム導入で失敗したくない!
- ビジネスアナリシスの資格者として活躍したい!
という方に向けて、「ビジネスアナリシス資格のECBAに合格するためにどうすればいいか」について、ECBA™資格者の私、大石が解説します。
実際に試験を受験し、合格した経験を基に解説しておりますので、一つの参考事例としてお役立ていただけると思います。
結論
ECBA試験に合格するためには、BABOK(試験実施機関であるIIBAが発行するテキスト)を読み込み、各知識エリア、各タスク、テクニックの内容について理解する必要があります。
特に、各タスクのインプットとアウトプットの内容や、テクニックの内容に関する問題が多く問われます。まずは出題傾向を把握したうえで、BABOKを読み込みましょう。
注目されているビジネスアナリシス
ビジネスアナリシスとは、経営課題と解決策を繋ぎ、解決策を推奨し、組織変革に導くための活動であり、詳細は別の投稿で解説しています。
また、三菱UFJ信託はビジネスアナリシス資格であるCBAPの資格取得に対し10万円を支給すると発表しており、今後資格取得者が増えていくことが予想されます。
ECBA資格とは?
ECBAはビジネスアナリシス資格の中でも入門編のような資格であり、ビジネスアナリシスをこれから学んでいく方におすすめする資格です。
前述のCBAPはビジネスアナリシス資格の中でも上位資格であるため、いきなりCBAPから受験するのはハードルが高いです。
今回はまず、ECBAに合格するための勉強法を解説していきます。
ECBAの特徴
ECBAの特徴として、単語の意味やタスクの目的などの基礎知識を中心に出題されることが挙げられます。ケーススタディなどの応用問題の出題は少ない一方で、BABOKの内容を正確に理解しているかどうかが問われるため、実務経験者であっても全く勉強せずに合格することは難しいと考えます。
ECBAの勉強方法
基本的な勉強方法としては、「問題を解き、解答をBABOKの内容と照らし合わせて確認する」方法が有効です。問題の入手方法としては、プロジェクトマネジメント研修で有名なE-PROJECT様の提供するeラーニング講座がおすすめです。この講座だけで300問以上の問題を解くことができます。
受験・申込時の注意
受験は、自宅でのオンライン受験のみになります(2023年9月現在)。受験資格はないため、受験費用を支払い、申請を行うことで誰でも受験することができます。試験官とのコミュニケーションは基本チャットで行われるため、送られてきた内容を理解できれば大丈夫ですが、英語になります。
試験は60分、四肢択一式50問の試験であり、試験結果は試験終了後に即時開示されます。
まとめ
ECBAはビジネスアナリシス資格の中でも入門編の資格であり、これから勉強を始める方におすすめの資格になります。弊社ではビジネスアナリシス有資格者によるセミナーや研修を提供しておりますので、ぜひご相談ください。お読みいただきありがとうございました!
コメント